校訓;明るく かしこく たくましく

地域の現況と課題
 本学校区は、戸沢村の中央地域にあたり役場本庁が設置されている古口集落を中心に 国道47号線と最上川沿いに平行した12の集落からなり、その生活圏は、最上・庄内 地方に2分されている。
本校は、学区のほぼ中心に立地し、昭和55年に近代化校舎に改築されている。以前 は7つあった分校も全て廃校・休校となっている。
保護者の職業は、農業従事者が少なくなっている。また、両親共稼ぎの家も多く他市 町への通勤により昼間の人口流出が多い。現代的課題である少子化の問題は、本地区に おいても例を見ず深刻な課題となっている。数年後には複式の学年になるのではないか と懸念されている。ただ、地域のお年寄りは学校の教育活動に対して理解があり、進ん で学習に参加してくれている。
この地域は最上峡谷の美しい自然が残され、特に杉と広葉樹の天然林が広がり、杉と ブナの混合林は全国的に珍しいといわれている。近年、遊歩道も整備され季節を問わず 訪れる観光客はたえない。また、砂子沢では貝の化石が採集されたり、古代人の住居跡 や楯跡が多く残っている。また、本校西方300mに船番所を起点とする舟下りがあり、 毎年多くの観光客を集めている。甲明神・鎧明神・仙人道や白糸の滝あたりは、平安時 代の昔からの景勝地であり各学年が地域をいかした総合的な学習の素材として活用して いる。

こんな子を育てます!!

豊かな心を持ち、思いやりのある子どもを育てます。 自ら考え、生き生きと学習する子どもを育てます。
一人ひとりの存在を大切にした、温かな学級集団作りを目指します。
他学年や地域の方、保育所の園児などとの交流学習や交流活動を推進。
一人学びを充実させ、みんなと学び合う楽しい授業作り
 (国語科を中心として)
音読や暗唱、漢字や計算力の向上を目指したぐんぐんタイム、一斉テストの実施、情報や国際理解についての学習を全校で推進。
健康で最後までやり遂げる子どもを育てます。 生まれ育ったふるさとを愛する子どもを育てます。
基本的生活習慣を見直し、進んでおくる健康的な生活の推進。
「いのちの学習」と喫煙防止教育」の推進。
めあてをもって取り組む学校行事を通して、自己の成長を確認しあう。
地域の方々と共に、地域のよさを学ぶクラブ活動と親子体験塾の推進。

「総合的な学習の時間」でふるさとの良さ、産業、伝統、歴史等について学ぶ。