戸沢中学校だよりNo36 2009 5・15 文責 : 清水 国昭
野にも、山にも、青葉・若葉が満ち満ちる皐月です。
戸沢中学校の校歌はその自然情緒あふれる詩、美しいメロディーで最上管内でもつとに有名です。とても歌いやすいし、本当に素晴らしい校歌だと思います。歌詞の一番に「風薫る学びの庭」と謳われています。作詞された秋保光吉氏は この五月の頃をイメージして、つくられたのでしょうか。ぜひ、聞いてみたい気がします。
○「駅伝の戸沢」・・・地区駅伝 男子7位・女子8位ダブル入賞。
男子18q (1時間4分23秒)
女子12q (48分16秒)
古澤 徹君 1区・区間新記録(9分20秒)
5月10日(日)に地区駅伝競走大会が福田山工業団地の周回コースで行われました。女子は5区間12q、男子は6区間18qで健脚を競いました。出場校14校が集う今年度最初の地区中体連主催の大きな行事です。男女とも練習の時の記録を大幅に更新し、大健闘しました。
朝の練習や現地での試走にも保護者の方々、地域の皆さんに本当にご協力いただき感謝申し上げます。特に今井徹さん、庄司純司さんには当日も懇切丁寧にご指導いただき、本当にありがとうございました。当日多くの生徒、保護者の方々からも盛大な応援を頂きました。この勢いを6月からの各種の大会にもぜひ生かしていきたいと考えています。
○○「戸沢中の部活動を語る会」の話題から
1 今後の部活動について
5月7日(木)の夜7時から、第1回「戸沢中学校部活動を語る会」を行いました。参加者は、各部の保護者会長、PTA・体育後援会の役員、校長、教頭、部顧問です。今年度の部活動の運営についてはPTA総会で説明した通りですが、再度確認しながら生徒の過重な負担にならぬように十分配慮して、実施していきます。部活動の在り方については、新しい学習指導要領(平成20年3月28日 文部科学省告示)にも今回初めて明記されました。要点は以下の3つです。
(1)生徒の自主的、自発的な活動で、学習意欲の向上や責任感、連帯感等の涵養に資するものである。
(2) 学校教育の一環として、教育課程との関連が図られるように留意する。
(3)地域や学校の実態に応じ、地域の人々の協力、社会教育施設や社会教育関係団体等との連携など運営上の工夫を行う。 (波線は清水が付記)
2 陸上大会、相撲大会への参加について
自分の所属する部活動の他に、陸上や相撲の朝練習等があり大変である、という意見や故障で本来の部活動に出場できなくなるのではという心配もある、という意見もありました。学校としては陸上も相撲も県・地区の中体連の正式種目であり、今後も本人の希望を尊重しながらぜひ参加させていきたいと考えます。
前期大会終了後1週間で後期大会(陸上、相撲)が始まり、短期間の練習で対応せざるを得ない厳しい状況があります。今後も生徒個々の健康状態に十分配慮しながら練習を行っていきますので、ご理解をお願いいたします。
※学校のホームページは随時更新されていますので、ぜひご覧下さい。
校長室の窓から
☆「次世代へのおくりもの 郷土の味 とざわ」に学ぶ
左記の本は戸沢村の食生活改善推進協議会が2004年11月に刊行したオールカラーの郷土料理集である。ご飯もの、汁もの、魚料理、山菜料理、漬け物、異文化料理等全部で87の料理がカラー写真、レシピー付で紹介され手元に置くだけで楽しくなるような書物である。私が大好きで今が旬のワラビたたきも、作り方の参考事項に「好みにより山椒を細かく刻んで入れるとさらに美味しい」(P29)と憎いほど丁寧な説明がある。
今、食育が大きな話題になり、学校給食でも地産地消の考えで地元の食材を大いに取り入れながら、美味しく安全な給食を目指している。「食は人を良くする」ともいう。家庭でも偏食、個食(一人ずつが別のものを食べる)、孤食(一人で食べる)がないようにし、この本を自らの健康維持に活用して欲しいと切に願う。