総合的な学習

 (1)目  標
@ 自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てる。

A 学び方やものの考え方を身に付け、問題の解決や探究活動に主体的に、創造的に取り組む態度を育てる。

B 自分の生き方を考えることができる力を育てる。
 

 (2)指導の方針
@ 総合的な学習の内容は、児童の実態や思い、教師や地域の願いによって創り上げ、毎年少しずつ再編成しながら地域の教材化を図っていく。

A 学校全体の取り組みとして【情報】と【こころ】、学年での取り組みとして【テーマ】という3つの柱を中心とした学習を展開していく。

B 【関わる力】【表現力】【課題探究力】【自己評価力】の4つを「学校としてつけたい力」の柱とし、個の変容をとらえ、個に即した評価を行っていく。評価方法として、観察による評価・面接による評価・自己評価・ポートフォリオ評価等を用いる。評価する際には、指導者が目指す子供像(つけたい力)をしっかりと持ち、その時の評価を次の学習活動に生かしていくという繰り返しを評価のポイントとする。
 
  
 
 (3)学校としてのねらい(つけたい力)
  観 点 学校としてのねらい
高学年


















 
関わる力

 
・ 様々な人の良さを見つけ、それを自分の学びに積極的に取り入れて考えを深めることができる。
・ 活動の中で、互いの良さを生かし合い、高め合うことができる。
表現力



 
・ 事実と意見を区別して書き、自分が伝えたいことを効果的に表すことができる。
・ 調べた内容を分かりやすく情報機器を使用してまとめることができる。
・ 活動を振り返り、感じたことや考えたことを文章で記録することができる。
課題探究力




 
・ 様々な事柄に関心を持ち、課題を見つけることができる。
・ 課題解決のための学習の計画を立てることができる。
・ 問題を解決する手がかりが、どこにあるのかを見出すことができる。
・ 多様な資料や方法を選び、効果的に活用することができる。
・ 自分の生き方や地域への関わり方、自分の成長に気づき、新たな課題を見つけることができる。
自己評価力




 
・ 自分の活動を振り返り、計画通りに進んでいるか判断することができる。
・ 次の活動を意識して、友達の良いところを取り入れて活動を進めることができる。
・ 活動が計画通りに進んでいない場合、どのように修正すべきかを考え、それを実行することができる。
観 点 学校としてのねらい
中学年
















 
関わる力


 
・ 自分が関わった人々の良さに気づき、それを自分の学びに取り入れることができる。
・ 友達の意見や考えを大切にしながら関わりあう中で、互いの考えを深め合うことができる。
表現力


 
・ 報告したいことを決め、順序よく表現することができる。
・ 相手や目的に応じて、調べた内容を分かりやすく、様々な表現方法で表すことができる。
・ 学習したことや思ったことを文章で書き表すことができる。
課題探究力




 
・ 自分を取り巻く事柄に関心を持ち、課題を見つけることができる。
・ 取り組んでいる活動について、その先を予想することができる。
・ 課題を解決するために、次に何をしなければならないかが分かる。
・ 様々な調べる方法を知り、課題に応じて調べることができる。
・ 調べて分かったことや自分の考えの成長に気づき、新たな課題を見つけることができる。
自己評価力



 
・ 学習の中で工夫したところ、がんばったところを言うことができる。
・ 自分と他との考えの違い気づいたり、友達の学びの中から、自分の学びに生かせるところを見つけたりすることができる。
・ 自分の表現を振り返って間違いを正したり、付け加えたりすることができる。